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「カレー」とは、インド料理の総称と思いがちなところだが、インド料理い「カレー」という名前の料理はない。ごく一部のインドの部族の中に、煮物などの食事を「カリ」と呼ぶ地域があるそう。
それをイギリス人が持ち帰り、「Curry」として広まった。本来、インドの煮込み料理にはそれぞれ名前があり、「カレー」はインドの人たちにとって外来語なのだそうだ。
正確にはわかりませんが、江戸時代の1863年、江戸幕府の遣欧使節団の田辺太一の従者として船に乗った三宅秀という人が、船の中でインド人がなにやらドロドロとしたものをご飯にかけて手づかみで食べているのを見たそうです。その時の感想は、「きたない」だったそうです。
1860年に福沢諭吉が翻訳した書物にカレーの言葉があるとも言われています。
1872年に出版された「西洋料理指南」という本に、日本で初めてカレーライスの調理法が紹介されたそうです。その時の食材は「玉ねぎ」の記述ではなく、「ねぎ」。長ねぎだったそう。
その、「西洋料理指南」に書かれていた食材の中には、「アカガエル」があったそうです。当時、食肉文化があまり普及していなかったからなのか、カエルをカレーの材料にしていたのですね。
カレーライスは、インド料理を元にイギリスから日本に伝わった料理です。ですので、インドのカレーよりイギリス(ヨーロッパ風)のほうが日本のカレーに近いようです。
ですが、世界の認識として「カレーライス」といえば日本のカレーライスを想像するそうです。タイではカレーと言えばタイカレーではなく日本式のカレーライスだそうです。
インドからの長い船旅をしていた大航海時代のイギリス人たちは、シチューのかわりにカレーを航海中に食べていました。揺れる船の中でも食べやすいように”とろみ”がひつようだったのです。
いまでも、海上自衛隊の船上でのメニューの毎週金曜日はカレーの日ということは有名ですね。
カレーのお供といえば福神漬ですが、なぜ福神漬が添えられるようになったのでしょう?
日本郵船の欧州航路の食堂で、チャツネの代用品として福神漬をつけたところ好評だったので広まったそうです。福神漬の福神とは、七福神のことで、福神漬の素材が7種類あるからだそうです。
ちなみに、らっきょうもカレーのお供としてメジャーですが、こちらは洋風カレーの付け合わせとしてピクルスの代わりに添えられたようです。
カレーにジャガイモを使うことを提案したのは、北海道大学教頭のクラーク博士だったそうです。生徒たちの空腹を満たすため、カレーにボリュームを出すのに使ったよう。
関東では豚肉を使ったカレーが多く、関西では牛肉を使ったカレーが多いそうです。大阪などでは「肉」と一言でいえば牛肉のことを指すことが多いようです。
また、カレーライスを食べるときにしょうゆをかける方は関西方面に多いそうです。
by ひろくま先生:
カレー好きによるカレー好きのためのサイトを作りたいと思い、ホームページを作成しました。
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